med A

likeとrespectをひたすら愛でるためのブログ

【雑記】趣味はありますか?

唐突な導入になってしまいますが、

趣味は何ですか?

 

しゅみ

【趣味】

 

1

仕事・職業としてでなく、

個人が楽しみとしている事柄。

 

2

どういうものに美しさやおもしろさを

感じるかという、

その人の感覚のあり方。

好みの傾向。

 

3

物事のもっている味わい。

おもむき。情趣。

(出典:デジタル大辞泉)

 

 

以前、仕事の忙しさを理由に

趣味という趣味が

無くなってしまった時期がありました。

 

元々、休日の使い方が下手なのも相まって

楽しみという楽しみを

見失っていたような気がします。

上述の辞書的定義で言うと、

1の意味が最も近いでしょうか。

 

 

そのような無趣味の時期に

冒頭の質問を浴びせられました。

「趣味は何ですか?」

 

趣味は何ですか?という質問は

趣味がある前提での聴き方になります。

その質問を受けてようやく

楽しみの意の趣味を失っていたことに

気づくことが叶ったのです。

 

辛うじて運転中に聞く音楽が

あったのかもしれませんが、

新譜や未知のジャンルにチャレンジする気が

無くなっていたので、

これは趣味と呼べないと思いました。

 

映画も年間で1,2本しか観ないし

車でどこかにドライブに行く楽しみもない。

今でこそバスケ観戦にハマっていますが、

地域にバスケクラブがあるのを認識しながらも

会場に足を運ぶことはありませんでした。

 

絵を描くのも好きですが、

気が乗るのは年に1度あるかないかですし、

活字は元々不得手なので、1冊読み切ることが

そもそも困難なのでした。

 

漫画は趣味というか

呼吸みたいなものなので

趣味カウントはしていません。

音楽と同様、この時期は

新しいものに触れる気力がありませんでした。

 

飲み会は好きなので

回数はそれなりに多くはなりますが、

これといった特定の何かを好いて

飲んだり食べたりすることはありません。

 

インターネットサーフィンも好きですが、

それを趣味と呼べるのかと言われると

単なる暇つぶしの時間に過ぎないと

納得のいく答えが見つかりませんでした。

 

さて、どうしたものか。

 

仕事か

外食・飲み会か

出張の移動・宿泊か

暇つぶしの時間か

 

それ以外の趣味の時間を

どうやって作ったらよいのでしょうか。

 

そこで閃いたのが、

出張も多かったことを踏まえ

カメラ撮影に手を出してみようというアイディアです。

 

飛行機の窓からの眺め、

出張先の景色、

日常のシーン、など

仕事をしながら、そのついでで出来そうな趣味が

ようやく始まったのです。

 

2016年のことでした。

職場の上司がカメラに精通しており

機材の選択について相談に乗ってもらいました。

 

そのときに最初に問われたのが

「何を撮りたいの?」という質問です。

 

今なら、機材選択において

これほど重要な着眼点は無いと分かるのですが、

当時は本当に「何が撮りたいのか」すら

よく分からなかったので

あまり良い回答ができなかったと記憶しています。

 

撮りたいものが無い。

これは無趣味の延長線上に存在する現実だったのです。

 

結局、購入したカメラは

FUJIFILM X-T10になりました。

www.fujifilm.co.jp

 

いちばんの決め手は、

ボディ天面のダイヤルでした。

 

ダイヤルを回して露出度、シャッタースピード、撮影モードを

手動で調整できるのが直感的に良いと思い、

記念すべき初号機として

FUJIFILMのデジタルミラーレスカメラが選ばれました。

 

この機材の良かった点は

購入の決め手となった手動によるパラメータ操作です。

f値シャッタースピード等の要素を

感覚を通じて学ぶことができました。

 

もちろん、FUJIFILMの強みである、

仕上がった画像の色彩・鮮やかさも

お気に入りのポイントです。

 

 

2016/10/10(試し撮り Fujifilm x-t10)

www.instagram.com

 

ある日、

バスケの試合観戦をしに行ったとき

このカメラを持ち込んで撮影してみました。

 

スマートフォンでは撮れないような画像が得られ、

カメラの凄さを体感した日になりました。

 

 

2017/12/31

www.instagram.com

 

 

その頃から、

B-league観戦の機会が増え、

それに比例して写真撮影の経験も重ねました。

 

SNS上には、似たような座席から撮ったと思われる

プロ級の作品を至るところで見かけては

「なんだ、これは。

 カメラって奥深いぞ」と打ちのめされることになります。

 

車や音響、ゴルフクラブあたりが

「沼」の代表格ですが、

カメラ(特にレンズ)も沼と言われる所以が

体感として知るに至りました。

 

同じものを同じ距離・同じ角度から見ているのに

こんなにも見え方が違うのか。

 

彼らのように

もっと上手に撮ってみたいという欲が

増幅していくのが分かりました。

 

そうすると、先ほどの「何を撮りたいのか?」という問いに

答えられるようになったのです。

 

・屋内の体育館の明るさで

・プレイヤーの敏捷性が高いスポーツの

・躍動感あるシーンを

・バシッと静止画として収めたい。

 

そのようなモチベーションへと変換を遂げました。

 

 

2023年現在のFUJIFILMマシンだと

スポーツ撮影に適したものも出てきておりますが、

(例 https://fujifilm-x.com/ja-jp/products/cameras/x-h2s/)

当時の機材でバスケ撮影をするのは

少々、相性が悪かったということが分かるようになりました。

 

レンズを変える等の試行錯誤を経て、

現在、バスケ撮影はSONY機に切り替わりました。

機材の性能によるところが大きいですが

少しずつ撮りたい写真が撮れるようになって楽しいです。

 

 

2019/10/07撮影 レバンガ北海道(当時) マークトラソリーニ 選手

www.instagram.com

 

2021/10/17撮影 レバンガ北海道 デモンブルックス 選手

www.instagram.com

 

2023/01/28撮影 川崎ブレイブサンダース 藤井祐眞 選手

www.instagram.com

 

 

 

趣味の範囲でどこまで探求できるか

次のシーズンもとても楽しみです。

 

 

趣味を取り戻すために始めた写真撮影と

途中でハマった地元バスケ観戦が

いい感じにミックスしてくれて

とてもラッキーだったように思えます。

 

それをきっかけに

他にも趣味が増えてきて

少しずつ仕事以外の時間を

有意義に過ごせるようになりました。

 

b-league 2023-24シーズンは

2023/10/5に開幕します。

とても迫力があり、

バスケ未経験者、経験者どちらも

楽しめるような演出・試合が繰り広げられます。

 

サッカーと同様、地域密着型というのも

愛着を持ちやすい仕掛けなのかもしれません。

 

その前にワールドカップが今月末にあるので

多くの方にバスケの魅力が

伝わってくれたら幸いです。

 

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