魔族の王子とエルフの旅
本日、2023/12/1発売です。
原作となるドラゴンクエスト4は
1990年2月11日の発売で、
実に33年以上の時を経て
関連作品としてリリースとなりました。
複数回にわたりリメイク版が出されています。
・プレイステーション(2001年, 2005年, 2006年)
・ニンテンドーDS(2007年, 2010年)
リメイク版では、
新機能・新要素が追加されていますが、
本作の特徴は何といっても「AI戦闘」でしょう。
日本で「AI」という言葉が
広く知れ渡った時期の一つが
このドラクエ4の流行期だと思われます。
人工知能が「学習」を通じて
戦闘で成長し適応していくシステムが斬新でした。
もちろん、人工知能といっても
さほど精度の高いものではありませんでしたが、
(当時の技術としては素晴らしいし、
新しいものを取り入れようとした姿勢は評価されるべきです)
開発者の一人である堀井雄二さんは
「AIの学習」のアルゴリズムに
人間らしさを取り入れたかったという遊び心もあり
画期的であり、多くのプレイヤーの記憶に残った作品です。
参考文献)
人工知能 38巻(2023)5号
さて、冒頭で紹介した、
ドラクエ4に登場する一人の魔族が
主人公になって目的を果たす旅をする、
というストーリーです。
原作やリメイク版で触れられなかった設定や背景が
スピンオフ作品という形ではありますが
少し肉付けされるようなので、今から楽しみです。
ゲームを始める動機は人それぞれかと思いますが、
私は33年前の作品の続きを知るために
新しい冒険の旅に出ることにします。
ゲーム中毒になることは無くなり、
ある程度は自制できるような大人になりました。
ただ、いつになっても
未知に臨むときの希望や期待感、不安といった
ワクワク・ドキドキ・ハラハラ感は
心地いいものだと再認識しています。
「明日が楽しみ」な日々が
また始まって、とてもうれしいです。
