スーパーマリオワールドをプレイして
一気にクリアまで達成できました。
いろいろと考えることも出来て
良い時間を過ごせたと思います。
スーパーファミコンの頃から
(1990年頃-)
テレビゲームの技術や質が急激に向上し始め
その30年後には
CGや音楽が映画と遜色の無いレベルにまで
到達していることに改めて驚きを隠せません。
そうは言っても
手軽に始められて、
ストレスフリーで時間を過ごせる
という点では
個人的にレトロゲームが重宝しています。
そういえば昔のゲームは
バグや裏技の類いが多かったですね。
今では、ソフトウェアアップデート等で
バグはすぐに修正される時代ですが、
当時は精魂込めて作ったソフトが世に出たら
どんなバグを抱えていたとしても
半永久的に残ってしまうのが運命でした。
でもバグの中には
プレイヤーにとって有利に働くものもあり
ちょっとした宝物のような感覚になり
それはそれで大事にされていたようにも思います。
・少ない費用でカジノの資金が莫大になる
・任意のアイテムを増殖させる
・8回逃げたら何故か味方が強化される
・1文字パスワードでほぼ最強ステータス
・呪われた剣が2回攻撃のできる最強の剣になる
・亀の甲羅と階段で無限増殖ができる
・壁にめり込む
・扉が無限に増える
・何も無い海の地点を調べると気球に乗れる
・ゴミ箱を使うとブースト作用の効果が出る
などなど、
夢のような世界観でした。
もちろん意図して作られたバグではありませんが
偶然生み出された産物として、
プレイヤーに恩恵がもたらされたのは
ワクワクさせられたというか、
不思議な気持ちになったというか、
良い体験だったと思います。
世の中、こんなに
そうは上手くは行かないと知りつつも
ついつい、裏技的にバグの力に頼って
ゲーム進行を助けてもらえたのは
それはそれで良い思い出だったように思えます。
しかも、
当時はスマートホンや携帯電話どころか
インターネットすら無かった時代なのに
子どもたちの情報網は何故か確立されていて
(もちろんデマや嘘も多分に含まれていましたが)
全国どこにいても
何故かそのバグのことを皆知っている
という不思議な現象が起こっていたことは
今になっても驚くより他ありません。
辞書のような裏技・バグ専用のまとめ集や
少年誌やゲーム雑誌等で
ある程度は情報共有されていたのは事実ですが、
それ以上にコミュニティによる
情報ネットワークが発達していたことも
大きいのかもしれません。
そのあたり、研究してみるのも面白そうですね。
メタルスライムにゾンビキラーで
二桁ダメージを与えたのを見て
ビックリしたのを覚えていますが、
それはバグで再現性のあるものだと知ったのは
20年以上も経ってのことでした。
いろいろなゲームの裏技を知っている友達は
みんなから尊敬や憧れの眼差しを
浴びていたことを思い出しました。
レトロゲームの魅力の一つだと思います。
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