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likeとrespectをひたすら愛でるためのブログ

【コミュニケーション】ここだけの話

「ここだけの話だけど…」

「内緒にしてほしい…」

「どうかご内密に…」

みたいなことを言われたら

どのような感情になりますか?

 

 

若かりし頃は

・自分だけのお得感があってラッキー

・頼られているっぽいから誇らしい

・秘密ってところが刺激的でドキドキする

というように

潜在意識のどこかでは

ポジティヴに捉えていたように思えます。

 

歳を重ねると、

その枕詞を耳にした時点で

「続きは言わないで!」と遮って

ときにノーカウントにすることもあります。

 

知らず知らずにトラブルに発展する

詐欺の常套手段を不本意に受け入れる

といったリスクを取ることになるからです。

 

 

十代の頃、お恥ずかしい話ですが

自分は口が固い方だと信じ切っていました。

秘密を守る自信で満ち溢れていました。

 

しかし、忘却という人間の性質を

計算に入れることができず、

約束を破ってしまうこともありました。

 

 

大体、この手のニュース(秘密)は、

内容が過激で嫌でも記憶に深く刻まれる傾向があり、

その一方で、

約束したこと自体を失念しがちになります。

 

 

秘密を守るという約束が成立されるためには、

印象的な記憶として残ってしまった情報を

①口外せずに胸の内に留め続ける

②いつ・どこで・誰と約束を交わしたのかを失念しない

という条件が必要になります。

 

ふとした瞬間に

うっかり情報内容を口にしてしまうことが

あるかもしれません。

 

リラックスしているときや

他の話題で無意識に話しているときであっても

その約束が常に効いていると考えると

ちょっと緊張感を保つのは

無理な話だという結論になりました。

 

人間の能力として

ある情報内容をずっと意識的に保持することは

とても難しいことであることを

知っておくべきなのでしょう。

 

秘密の内容も約束をしたことも

一度どこかで忘れてしまうので、

そうなると

うっかり秘密内容を漏らしてしまう可能性と

約束を思い出して事前にブレーキできる可能性とでは

後者の方が分が悪いのは言うまでもありません。

 

 

信頼・信用を寄せてくれたからこその

「秘密」だとしたら、

その信頼・信用を裏切らないためにも

「秘密」を知らない方が

お互いの関係性を保てるのでは?

と理論上は思っています。

 

それでもなお、

頼れる人が限られている場合や

傾聴・共感以外に良い方法が無ければ

「約束を約束として覚えていられる自信がない」と

ハッキリ伝えるようにしています。

 

そもそも、

「ある情報を口外しない」という制約を

相手に気軽に縛りつけるという時点で

期待はずれ・裏切り等のトラブルの匂いがするのは

私だけでしょうか。

 

 

秘密って

甘い蜜のように

それ自体に人を惹きつける魔力みたいなものが

常に付き纏っているので

人生を楽しむという点においては

あった方が刺激的なのかもしれません。

 

ただ、諸刃の剣的に

自分も傷を負ってしまう危険性に対しても

意識を向けられたら理想的ですね。

 

 

「ここだけの話…」と言われたときには

・詐欺かもしれない

・うっかり秘密を口外してしまうかもしれない

という前提で

秘密の内容を聞くか聞かないかを

判断すると良いでしょう。

 

人間は業が深いことに、

秘密を知ると、

それを誰かに言いたくなってしまう性質もあるので

厄介以外の何ものでもありません。

 

王様の耳はロバの耳!ってやつですね。

 

秘密を漏らす場合には、

影響が及ばない人を選びましょう。

 

秘密を聞く場合には、

口外したところで影響が無いという安全を担保してから

聞くようにしましょう。

 

 

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