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【防災】遠い目標より近い目標

2018年9月6日、今からちょうど5年前の早朝に

北海道胆振東部地震が起こりました。

特に震源地付近の厚真町では44名が死亡し、

また、北海道全域で停電が生じる等、

大きな規模の災害となりました。

 

私の場合、ちょうど夜勤をしているときに

大きな揺れが発生しました。

間もなくして停電したため

現場は大混乱に陥りました。

 

人手が相対的に不足していたのと

緊急事態ということで

日勤帯に突入して勤務継続となりました。

 

結果的には夕方には勤務を終了できたのですが、

停電からの復旧の目処が立たず

漠然とした不安感を抱いたことを記憶しています。

 

人間の心理的には不安やストレス下で特に

正しい情報を欲しがる傾向になります。

したがって、デマや流言が広まってしまうのも

ある程度、必然的な側面もあるという説があります。

 

そのような状況の中、

職場の上司の言葉が今も印象に残っています。

 

「必ず数日以内に停電から復旧し、

 物資が充実する日が訪れるので

 それまで皆で力を合わせて耐え凌ぎましょう。」

 

1か月も2か月も続くと思えば、

心が折れてしまうかもしれませんが、

まず2,3日を生き延びたら大丈夫と思ったら

心が楽になりました。

 

その地震をきっかけに

北海道民の防災の意識が高まったように感じます。

「札幌には大地震が来ない」という迷信は、

迷信以外の何物でもありませんでした。

 

今後、大きな災害等が起こったときに

まずは数日間を生き延びるための準備を

日頃から積み重ねていくことで

有事の際の安全や安心を守ることができます。

 

起こらないことを祈ることより、

起こったときに対応できるよう

日頃から予防線を張ることの方が

ずっと大切だと感じた出来事でした。

 

地震大国である以上、

どこにいても大地震に被災するリスクが付きまといます。

大雨、土砂災害、地震、台風、など

自然災害は日本全国のどこかで生じては

ニュースになっています。

 

被災された方の無事を願いながら、

自分たちの防災準備を常日頃から

点検するよう習慣化できたらいいですね。

 

 

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