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【テクノロジー】 記録素材の有効活用

スポーツや芸術分野において

現代のテクノロジーが大いに役立っています。

 

自分が学生だったときと比べて

とても羨ましい環境だと思います。

 

技術を習得する類いでは

「記録」が成長を大きく左右させます。

 

もちろん、100mを◯秒で走る、

という「結果」の記録も大事なのですが

これは従来より存在しています。

 

ここでいう「記録」とは

例えば、動画や音声の保存・再生を指します。

一昔前と比べると

格段に安価、短時間、手軽になって

特殊な技能や機材を有していなくても

いつでも

どこでも

誰でも

ストレスフリーで記録が出来ます。

 

ポータブルデバイス

今ほど一般的ではなかった時代では

「今のシーン、こうだった」と指摘されても

指摘された側にとってみては

主観的な体感のみが振り返りの材料でした。

 

客観的に自分自身をメタ認知

観察する術が限られていたので

いまいち、自分ごととして捉えることが

難しかったように思えます。

 

フォームの話や

タイミングの話をされても

自分としては「できている」と思い込んでいて

指導者から指摘されても

なかなか伝わりにくいことも

多々あったかと思います。

 

今なら、スマホで撮影して、

その場で再生することができます。

団体種目であれば、

ディスプレイで共有して

ほんの少し前のシーンを即時的に

振り返ることが可能なのです。

 

成長を目的とした「練習」において

フィードバックの質と量が

その成長の度合いを規定します。

 

いちばん良くないのは

やったらやりっぱなしの練習です。

 

原因と結果を分析する上で、

その判断材料が優れていると

効果的な振り返りが可能となります。

 

上達したければ

「まず録画・録音してみる」

という選択肢があるのは

本当に恵まれた時代だと思います。

 

理想像としてあるべき姿と

今の自分の姿の違いを認識し、

そのギャップをどのように埋めていくか。

 

その有用なツールが

スマートフォンだと思うので

感覚が新鮮なうちに

自分を俯瞰視・客観視できるのは

振り返りの素材として適切なのです。

 

20年前との大きな違いだと思います。

 

これからもっとテクノロジーが発達すると

どうなっていくのか

楽しみで仕方ありません。