幼少の頃の話です。
未就学の時期の記憶で
ふと思い出したことがあります。
家の中の一角に布団などを駆使して
二階建て気取りの秘密基地を作りました。
たぶん、今の自分が見たら
「これは本当に二階建てなのだろうか」と
疑問に思うような作品だと思います。
また、おそらくは
夜になると寝具として布団は本来の役割のため
一夜にしてその秘密基地は解体されてしまったのでしょう。
でも、
そのときにワクワクしたことや
自分で作り上げたという誇らしさは
あれから何年と経った今でも
鮮明に覚えています。
最高のマイワールドを構築して、
脳内アドレナリンがドバドバと
分泌されていたのかもしれません。
何かを創り上げたときの達成感や
想像力を豊かにして脳を幸せにする感覚は
今になっても、むしろ大人になった今こそ
大事なセンスなのだと思います。
仕事においても
娯楽においても
想像力が大事だと言われます。
もしかしたら、自分の過去の中に
想像力の本質を探るヒントが
隠されているのかもしれません。
私にとっての一夜の秘密基地に
創作の意味や、
何かを成し遂げたときの達成感、
自分の仕事に対する誇らしい気持ち、
もっとクリエイトしたいという意欲が
潜んでいると思うのです。
当時は記録する術がありませんでしたが、
せっかく思い出したこともあり、
長い年月を経た今になってやっと
言語化するに至りました。
過去にワクワク・ドキドキしたことは
何でしょうか。
何に対してときめいていたのでしょう。
今、それ(またはそれに類じたもの)を再現して
もう一度、そのときの感情を
クリエイトすることができるでしょうか。
今週も良い一週間にしちゃいましょう。
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