好きな方言(北海道弁)はありますか?
最近見た動画の中で腹かかえて笑ったのは
「すんたろす」さんの動画です。
津軽弁YouTuberという肩書きで
ひとりコントを配信しています。
フランス語に聞こえたり
韓国語に聞こえたりする津軽弁を
ふんだんに活用して制作された動画多数です。
【津軽弁コント】実は青森県民だったテーマパークのキャストさん
【津軽弁コント】標準語は頑張るけどカタカナは無理だった青森県民
【フランス語に聞こえる津軽弁会話】
北国の訛りは共通項も多く
何となくリスニングできるときもあります。
この動画で津軽弁を聞いていると
子守唄に出来そうなくらい落ち着くので
とってもオススメです。
津軽弁、心が落ち着きます。
冒頭の話題に戻ります。
好きな北海道弁、いくつかありますが
私は「したっけ」が好きです。
接続詞の「そして」「それならば」
みたいな意味があるのです。
使い方は主に二つあって
①順接 それならば、そうだとすると、の意
②別れの挨拶 それではまた、の意
音の響きが良いんですよね、「したっけ」は。
現代標準語での別れの挨拶として
「さようなら」が代表的です。
これも本来は接続言葉が語源のようです。
「左様ならば、これにて御免」が
略されて「さようなら」になったとか。
これまでのやりとりを
一旦、「それ」「左様」で引っくるめて
ここで失礼して去ることを伝える言葉です。
「それでは、また」もそう。
「じゃあね」も「それでは」から派生した
「それじゃあね」に由来します。
さようなら
それでは
じゃあね
したっけ
いずれも「それ」の指示語から
派生している点が共通していて
とても興味深いと思いました。
別れ際の「したっけ」は
「じゃあまたね」のような余韻というか
再会への期待感みたいなニュアンスが
多分に含まれているように思います。
「さらば」も同じ感じですね。
「さ」+「あらば」ですし。
秋田では「へばな」「せば」と言って、
これも似たようなルーツのようです。
参考)
「別れのあいさつ」系図、話題に 超神ネイガーが方言解説で作成 - 秋田経済新聞
名残惜しい別れもありますが
次に会えることを楽しみにしながら
挨拶を交わせるのは素敵なことですね。
そのようなわけで
ちょうど名残惜しい気持ちになっておりますが
お時間が来たので この辺で失礼します。
したっけまた
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